さまざまな価値観や違う目標を持つ人がいる世界で、私たちはどうやってSDGsの壮大なビジョンを実現していくのでしょうか。
このゲームはSDGsの目標を1つ1つ細かく勉強するためのものではありません。「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を体験的に理解するためのゲームです。
そのためSDGsという言葉を聞いたことがない人やあまり興味関心がない人でもゲームが持つとっつきやすさと面白さで知らず知らずのうちに熱中し、楽しみながらSDGsの本質を理解することができます。
参加人数は最小5人から50人程度ですが、世界を複数同時に走らせパラレルワールドを作ることで最大で200人程度まで同時プレイできるように設計されています。
ゲームの後の振り返りとインプット、アウトプットを含めると最短2時間から、通常は2時間半、学校の授業で行うときは、最短2コマ(1時間半)から、通常は3コマ(2時間半)でプレイ可能です。
研修会(授業)の流れ
2030SDGsカードゲーム(60分)+振り返り(30分)+インプット(30分)+アウトプット(30分)
合計(2時間30分)が基本的な時間配分になります。
振り返りでは『振り返りシート』を活用します(下記参照)。「ゲームで感じたこと」をグループや全体で共有し、ゲームと現実世界との紐づけ作業を行っていきます。
インプットでは「SDGsとは何か」「なぜ今SDGsか」「つながっている世界、私も起点」「SDGsが私たちの生活に与える可能性」「SDGs経営とは」「SDGs導入と考え方」などについてお話します。(要相談)
アウトプットでは「ゲームとSDGsの話を聞いての感想」を共有し、「今日からできる一歩」について考えていただきます。
体験者の声
ー質問の内容ー
①カードゲームはいかがでしたか?
②カードゲームでSDGsの本質を理解していただけましたか?
③カードゲームをする前と後では、どのような心や行動の変化がありましたか?
Aさん
①想像していたより複雑でした。カードの意味を考えながらゲームを進めていくことで、段々と分かっていきました。
②本質は分かったような気がします。すぐさま取り組まないと目標達成が厳しい事はみんな自覚してるんでしょうね。個人の目標も大事だけれど、社会全体を見て行動することで目標達成の道筋が見えてくるんだなと感じる事が出来ました。
③日頃からこうすればいいのにと言葉で現せなかった事が具体化していて共感出来ました。持続可能なというキーワードを常に心に留めたいと思いました。
Bさん
①目標、到着地、勝ち負けがあるのか、何のためにするのかルールが分からない(理解しないまま)始まり、良く分からないまま終わってしまいました。(やはりまだ、自分では説明できないという意味です。)
②今まさに世界中みんなで、考え実行しなければならないな、ということを感じました。←ただ、何に対して??というところがモヤッとしています…掲げられた17目標は理解できましたが、自分ができる事なのか、しなくてはいけない事なのか等々…
③SDGsの目標、問題については、いきなり大きな問題提起に感じました。私レベルの目標を作って自己中にならず、何かするべきなのかなと思いました。
Cさん
①カードゲームは奥が深く、脳トレしながら世界のことを考えるので何回やっても良いと思います。
②SDGsは、いま取り組まなければ間に合わないことを訴えられるものだと思っています。カードゲームは考えなければならないことをうまく表していて、よく出来ているツールだな、と思います。
③なかなか真剣に取り組むことは難しいけど、出来ることから始めよう!と思います!
SDGs de 地方創生カードゲームについて
弊社は県内のSDGsファシリテーターと連携して活動を行っておりますので、ご要望に応じて各種ワークショップの実施が可能です。例えば、SDGs de 地方創生カードゲームについてもお受けさせていただきます。
2030SDGsカードゲームが主に「世界」を題材されておりカードの内容が少し抽象度を高めに作成されているのに対し、SDGs de 地方創生は「国内の事例」をもとにした具体的な内容が事例になっています。
どちらがよいか迷われていらっしゃいましたら、まずはご相談ください。